「孤独」と「社会的孤立」は、高血圧、心臓病、免疫機能の低下、認知症の発症等、様々な身体的・認知的機能の悪化に影響することが、多くの研究で分かっているそうです。
そして、「孤独」「社会的孤立」については、外形的なものというより、ご本人が主観的にどう感じているか、に着目することが重要なようです。
実際、「独り暮らしだが、ともに食事をする方がいる」よりも、「誰かと共に暮らしているが、独りで食事をしている方」のほうが、鬱や認知症になる確率が高い、という研究結果がでているのは、その証左だといえるでしょう。
人間は社会的な動物であり、心と体は密接に繋がっている。
こういう時期を経ている今だからこそ、ポストコロナ時代にわたしたちが大切な家族や友人にできる一番大切なことを、改めて見直していきたいものです。
米国立老化研究所 ‘Social isolation, loneliness in older people pose health risks ‘
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